エアーリベッター
●エアーリベッターの仕組と特長〔使いみち〕
・これは、ブラインドリベットのリベット締めを行う、エアー式のかしめ工具です。ブラインドリベットとは、片側から一工程の作業で、薄板(0.5~25mm程度)のリベット締めができるリベットです。一般家庭の工作用から、航空機の組立てに至るまで、幅広く使えます。(写真1)

・ブラインドリベットの材質は、アルミニウム、鉄、ステンレス、銅などです。
・ハンドリベッター、電気リベッターと比べて、作業性が一番良いので、リベットの大量打ちに適しています。
〔寸法種類〕
・大別しますと、標準形とバキューム式(吸引式)の2つになります。標準形は、切断されたリベットのシャフトが、かしめている物体の回りにちらばりますが、バキューム式では、そのシャフトがタンク内に収納され、かしめる前にリベットがノーズピースに確実に保持されますので、下に向けてもリベットは落ちません。(写真2・3)切断可能サイズは、リベッターのサイズによりさまざまですが、2.4、3.2、4.0、4.8、6.4のすべてのブラインドリベットのリベット締めが可能です。

〔使い方の注意〕
・まず、コンプレッサーを用意し、エアーフィルターとエアーレギュレター、オイラーを取付けて下さい。
・使用エアー圧力は5~6kg/c㎡で、高くても7kg/c㎡でを超えないようにする必要があります。
・必ず、リベットサイズと同じノーズピースを使用して下さい。ノーズピースの穴径は、ブラインドリベットのシャフト径よりも、0.3~0.5mm大きくなっています。ブラインドリベットの種類によっては、1サイズ下のノーズピースにも、ブラインドリベットのシャフトが入る場合があります。(例えば、リベットサイズが4.8であるのに、ノーズピースの4.0を使用)。このように誤って使いますと、リベット切断後、シャフトの排出がされないで内部に詰まってしまう場合があります。
・必ずシャフトの排出を確認してから次のリベット締めを行って下さい。
・前記の場合や、リベットの抗張力の大きい場合、リベット切断後、シャフトが飛び出る場合がありますので、必ず安全カバーを付けて作業を行って下さい。
・下穴は、リベットサイズより0.1~0.2mm大きい穴をあけて下さい。
・日常の手入れとして、ジョー部(リベットのシャフトをつかむ部分)の掃除と、注油が必要です
●エアーリベッタの使い方
〔使用方法〕
・リベットのシャフトをノーズピースの穴に挿入し、フランジをかしめようとする物体の穴に挿入します。
・かしめようとする物体の面に、リベットのつばをぴったり当てながら、リベッターのハンドルレバーを引きます。
・リベット締めが終わりましたら、ハンドレバーを放し、切断されたリベットのシャフトを排出します。(バキューム式では自動的にシャフトがタンクに収納されます。)(図)



